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建通新聞社(中部)
2017/10/25

【三重】津市 久居ホール整備 補正予算案上程

  津市は、「(仮称)津市久居ホール」整備について、2017年度中に工事を発注するため、事業費の57億9221万円を18〜19年度の支出予定額とする継続費の措置を盛り込んだ補正予算案を10月30日に開催する第2回津市議会臨時会に上程する。併せて、未取得となっていた用地の取得手続きに伴う財産取得の議案も上程する。予算案が可決されれば、11月以降に建築工事などの入札公告が見込まれる。18年4月の工事着手を目指しており、20年3月に完成、6月に供用開始する計画。
 同事業は、久居東鷹跡町地内の久居総合庁舎の跡地に建設する多目的の市民ホールで、「久居駅周辺地区都市再生整備事業」の核拠点として位置付けられる。規模は鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)3階建て延べ6060平方b。建築面積は3700平方b。受水槽などの地下構造の躯体部分を鉄筋コンクリート造で築造する。最高高さは約25b。施設内容は、1階にホール(吹き抜け構造)、多目的アートルーム、専用展示ギャラリー(約1000平方b)、市民サービスコーナー、カフェなど。2階にカルチャールーム、ミーティングルームなどとホール2階席、3階がホール3階席。ホールは、720席(当初の600席より増加)を設置。舞台機構は当初の手動式から電動式に変更した。
 基本・実施設計は久米・アポア共同企業体が担当し、5月に実施設計を終えた。
 敷地は1万3150平方b。このうち、駐車場面積は8150平方b。旧久居総合庁舎があった位置に施設を新設し、北側から西側にかけて駐車場を配置する。収容台数は278台を計画。建設地は久居東鷹跡町246。
 施設の検討に当たっては、津市久居ホール整備有識者委員会などの意見や市民からの要望などを実施設計の中で反映させ、客席数の増加、舞台機構の電動化、各活動施設の増加、機能のレベルアップなどを行い、施設面積も拡大された。これにより、基本計画の段階で見込んでいた47億7300万円の事業費が約58億円に増額された。この事業費には、建設費、工事監理費、意図伝達業務費が含まれる。今回、予算措置する継続費には、18年度に9億0920万円、19年度に48億8301万円を支出予定額として設定した。
 敷地については、全体の敷地のうち、約7600平方bを土地収用事業の対象地区として4月に事業認定の手続きを行い、順次用地取得を進めた。今回、未取得となっていた北東角地の1005平方bを5885万円で取得する手続きを終え、議案として市議会に諮る。
 今後のスケジュールは、順調に進めば1月に入札を行い、2月に開かれる市議会定例会で議案承認を経て、4月の着工を目指す。

提供:建通新聞社