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建通新聞社
2017/10/31

【大阪】鶴見調節池の詳細設計 プロポ公示

大阪府寝屋川水系改修工営所は、寝屋川北部地下河川整備事業で、鶴見調節池の詳細設計に着手する。同区間のシールドセグメントの仕様などを、2018年度末までに詰める考えだ。同区間は大深度地下使用となるため、詳細設計と並行して使用許可手続きを進め、20年度前後の着工を目指す。
 寝屋川北部地下河川の工事未着手区間は、鶴見立坑〜城北立坑間(内径9b、延長約1778b、貯水量12万立方b、鶴見調節池)、城北立坑〜排水機場間(内径11・5b、延長約2905b、貯水量30万立方b、都島調節池)の延長約4684b。
 同区間では基本的に、都市計画道路下に大深度を使用して施工する。大深度区間は、大阪内環状線(国道479号)から最下流部の排水機場までの延長約3549b(内径9b、延長約643b、内径11・5b、延長約2905b)となっている。
 急勾配区間となる鶴見調節池では、シールドセグメントの仕様を、合成セグメント(嵌合方式)に仮設定している。完成後5〜10年程度のモニタリング期間を設け、流量や管内の損傷度を検証していく方針だ。
 府では詳細設計の委託先を決めるため、公募型プロポーザルを公示。11月9〜10日に参加表明書を受け付ける。12月18日に提案書を提出させ、18年1月12日にヒアリングを実施。同月19日に選定結果を公表する予定だ。委託上限額は8640万円(税込み)。