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日本工業経済新聞社(群馬)
2017/11/10

【群馬】日本造園建設業協会群馬県支部が街路樹剪定士資格の試験を実施

日本造園建設業協会群馬県支部(山田忠雄支部長)は6日と7日の2日間にわたり、街路樹剪定士資格の試験を実施した。年1回の試験には23人が受験し、学科と実技の試験に挑戦した。
実技は7日に県太田土木事務所と太田市の協力を得て、太田市内の主要地方道太田大間々線バイパスと市道1級15号線で行った。受験者は主任判定員1人を含む計4人の判定員が厳しい目で見つめる中、クラガネモチ22本とヤマモモ22本をそれぞれの樹木に応じた剪定を行った。
街路樹剪定士制度は、日本造園建設業協会が1999年に街路樹の剪定基準を設定し、技術力の向上を目的に創設した。街路樹に要求される景観向上、生活環境保全、緑陰形成、交通安全といった観点からの計画立案、剪定に関する能力、病気や害虫に対する基礎知識・診断能力、安全衛生管理などを保証する資格。