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　　精密減速機や航空関連機器のナブテスコ（東京都千代田区平河町２ノ７ノ９）は11月６日、精密減速機事業の生産能力を増強するため、津工場（津市）に約１９０億円の設備投資を行うと発表した。
　現在、中国・常州市の工場と合わせて実施している約70億円の設備投資に加え、津工場に追加投資することで、グローバルの定時生産能力を２０１９年に１０６万台、20年に１２０万台とする計画。最先端設備の導入やラインのフレキシブル化などを進め、生産数量増加の要望に対応できる体制を整える。
　同社が約60％のシェアを握る精密減速機市場は、中国を中心とした自動化ニーズの高まりなどで、産業用ロボット向けの需要が急拡大。同社は、今後も需要拡大が持続するとみており、積極的な投資を決めた。

提供：建通新聞社