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北陸工業新聞社
2017/11/14

【福井】安全安心を実現、220人が祝う/吉野瀬川放水路通水、県道福井鯖江線・石田家久停車場線開通式

 「吉野瀬川放水路通水、県道福井鯖江線・石田家久停車場線開通式典」が12日、県、地元自治体、住民、施工業者ら約220人が参加する中、越前市家久町の現地で開催された。参加者は地域の安全・安心を実現する放水路および道路の完成を盛大に祝った。
 式典では、奈良俊幸越前市長が「放水路の完成で、吉野瀬川下流域の治水能力が高まることは、本当に喜ばしい。また両路線の供用開始により、越前市街地へのアクセス、地元生活道路の安全性向上が期待される。今後もいつまでも住み続けたいと思えるまちづくりを、鯖江市と力を合わせて進めたい」とあいさつ。
 続いて、西川一誠福井県知事が「吉野瀬川については今後、ダム本体の整備や上流への改修を順次、進めていく。道路については、国体会場へのアクセスの高まりが期待される」と述べた。
 また、来賓の高木毅衆議院議員、山本拓衆議院議員、斉木武志衆議院議員、滝波宏文参議院議員らが祝辞を述べた。
 式典後は放水路の分水堰稼働式やテープカット、渡り初めが行われた。
 吉野瀬川放水路は着手が82年で、総事業費は約108億円、延長は1020メートル。福井鯖江線は着手が98年度で、総事業費は約48億円、延長は830メートル。石田家久停車場線は着手が04年度で、総事業費は約17億円、延長は880メートル。

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