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日本工業経済新聞社(群馬)
2017/11/15

【群馬】群森協高崎地区・安中地区が森林整備ボランティアを実施

群馬県森林土木建設協会高崎地区・安中地区は14日、高崎市の城山住宅団地に隣接する市有林で森林整備ボランティアを実施した。当日は協会員のほか、県西部環境森林事務所の田中貴弘所長、小林直己次長、高崎市農林課の原田正幸係長などが駆け付けるなど総勢36人が参加。間伐作業、枝落とし作業や刈り払いなどを行い、良好な森林環境の創出を図った。
作業に先立ち、安中地区の萩原哲也理事は「今回で3回目の活動となる。昨年は雪の中での作業ということもあり、困難な作業であったが、今日は作業するには丁度良い天気。今年でこの場所での作業は最後になるので、十分注意を払い、林地に陽が入るように作業してもらいたい」と呼び掛けた。
引き続き、田中所長は「高崎地区・安中地区による森林整備ボランティアは2006年から実施していただいており、企業の社会貢献(CSR)としての森林整備でありますが、地元から大変喜ばれている活動です。このような活動の積み重ねが信頼される建設業につながっていると感じています」とあいさつ。また、原田係長は「3年協定を結んで作業をしてもらっていますが、本来市で行わなければならないことをやっていただいており感謝しています」と述べた。
この後、協会員らは林内に入り、細い木やヒノキの枝払い、下草刈りなどを実施。参加者は手慣れた様子で作業に汗を流した。
作業終了後には、高崎地区の関口功理事が「この活動は来年度以降も高崎市民の皆さんの要望に応えて実施していきたい」とあいさつした。