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建設新聞社
2017/11/17

【東北・山形】最優秀は佐藤総合計画/山形大学ウエルネス施設整備等導入可能性調査

 山形大学は、簡易公募型プロポーザル方式により委託先の選定を進めていた「米沢キャンパスウエルネス施設整備等事業導入可能性調査業務」について、佐藤総合計画を最優秀者に特定した。16日に見積り合わせを実施し、契約内容については近く公表する方針だ。プロポーザルには同社のほか、長大が参加した。
 同大学では、山形県米沢市城南4の3の16地内にある米沢キャンパス内において、収益を目的としたウエルネス施設(健康増進施設)の新設を計画し、これに併せて老朽化している体育館(1972年竣工、S造平屋建て、延べ約1400平方b)と学生食堂(73年竣工、RC造平屋建て、延べ約800平方b)などについても一体的に整備することとした。
 現段階の構想では、体育館や学生食堂のほか事務室や倉庫などといった学校機能として延べ約7000平方bを想定し、ウエルネス施設の規模や機能は未定としている。このため、最低でも新施設は7000平方bを超えることが見込まれる。
 今回の業務は、文部科学省の「国立大学法人等の地域特性等を踏まえたPPP/PFI手法の検討および留意点等の整理を行う先導的開発事業」として、同大学がこれら施設を整備するに当たってPPP事業方式の導入可能性を調査するもの。整備費やウエルネス施設の需要、マーケティング調査などを実施し、導入の有無を判断。履行期限は2018年2月28日までとし、その後のスケジュールについては今のところ未定としている。

 提供:建設新聞社