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日本工業経済新聞社(群馬)
2017/11/17

【群馬】群馬県森林土木建設協会技術委員会が八ッ場ダムを視察

群馬県森林土木建設協会技術委員会(萩原哲也委員長)は16日、2017年度第2回技術委員会を現地検討会として八ッ場ダム建設現場で開催した。県吾妻森林事務所の板橋透森林土木第一係長なども参加し、総勢14人がコンクリート打設が進む現場を見学した。
萩原委員長は「より質の高い工事の完成や安全性の向上を目指して、現地検討会を開催しており、ことしは八ッ場ダム建設現場を視察させていただくことになりました。技術委員の皆さまには今日一日、しっかりと勉強していただき、自社の技術向上はもとより、地域全体の森林土木工事のレベルアップに尽力してほしい」とあいさつ。また、現場視察を受け入れてくれた清水・鉄建・IHI異工種建設工事共同企業体の仁瓶崇史統括副所長へ感謝を述べるとともに、吾妻環境森林事務所からも参加してもらったことで「発注者と受注者が共に研修することで、お互いの意思疎通が図れれば幸い」と話した。
現地検討会は、八ッ場ダム本体の建設を担当している清水・鉄建・IHIのJV事務所で仁瓶統括副所長による、八ッ場ダム建設事業の概要と進捗状況の説明を受けた後、右岸天端へ移動。説明にあった巡航RCD工法で行われているダム本体のコンクリート打設現場を目の当たりにした。次いで左岸側の下流構台へ移動してダム本体を目の前に状況を確認した。参加者は仁瓶統括副所長に、実際行われている作業の状況や、作業環境など多岐に渡って質問、それぞれ丁寧に応じていた。
視察を終えた一行は、JV事務所で仁瓶統括副所長にお礼の言葉を述べ、八ッ場ダム現場を後にした。