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北陸工業新聞社
2017/11/20

【富山】早期着工へ測量、協議進む/富山魚津線今川橋架替/県土木部

 富山県土木部は、主要地方道富山魚津線の今川橋架け替えについて、早期着工に向け用地測量や地元協議などを進めている。
 事業区間は富山市高来〜水橋辻ヶ堂地内の延長765メートル、幅員15メートル。事業内容は、架け替えに伴う下部工9基、上部工342・5メートル(幅員11・5メートル)など。用地境界など地元との協議が整えば、年度内に用地補償の手続きに着手し、早期の下部工着手を目指す。総事業費については約40億円。26年度の完成を予定している。緊急通行確保路線(第3次)に指定されており、災害時の機能強化を図る。
 詳細設計は、大日本コンサルタントが担当。
 常願寺川河口に架かる今川橋はPCT桁橋342・05メートル、有効幅員7メートルで、63年2月に完成した。海岸線から約50メートルに位置し、塩害による鉄筋の腐食やコンクリート強度の低下が進んでいるため、上流側に新橋梁を建設する。

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