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建通新聞社(静岡)
2017/11/24

【静岡】静岡県浜松市 市民音楽ホール設計12月にプロポ

 浜松市は、新たな市民文化創造拠点施設完成までの代替として北区新都田に建設する市民音楽ホールについて、11月補正予算案に地質調査費と基本・実施設計費の債務負担行為を設定した。上限額は1億5066万円。期間は2017〜18年度の2カ年。12月中に基本・実施設計の委託先をプロポーザル方式で決めるため、要項などを公告する。地質調査も12月中に制限付き一般競争入札で委託する意向でいる。
 市民音楽ホールは鉄骨造の想定で、延べ床面積約5700平方bの内部に1500席程度を収容するホールと楽屋、リハーサル室、多目的室、ホワイエなどを設ける計画。450台以上を収容する駐車場や大型バスが駐停車できるロータリーも確保する。工事費は、本体工事として約37億円、外構工事として約3億円を見込んでいるという。建設候補地は市内8カ所の市有地を検討した結果、「都田センター用地(北区新都田102ノ1)」=写真=とした。
 建設方針として、「シンプルで使いやすい施設」「ライフサイクルコストの縮減」「短期間整備、早期オープンを可能とする施設」を掲げ、19年1月納期で基本・実施設計を進める。同年6月に建設工事に着手し、20年9月の完成を目指す。
 同ホールは、学校や吹奏楽などの音楽団体を利用対象に見込む。鈴木康友市長は市議会の答弁で、新たな拠点施設完成後も継続して有効利用する考えを示している。


提供:建通新聞社
(2017/11/24)

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