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北陸工業新聞社
2017/11/25

【石川】最新の高度専門医療を実現/県立中央病院が完成記念式典/あす一般公開、来年1月9日に開院

 石川県立中央病院の完成記念式典が23日、金沢市鞍月東2丁目の新病院エントランスホールで県や県選出国会議員、県議会、県市長会、町長会、医療、工事関係者ら240人が出席して高度専門病院の誕生を祝った。
 はじめに谷本正憲知事が「新病院は最新の高度医療機器の整備に加え、全国で初めて総合母子医療センターを手術室や小児病棟と同一フロアに配置することで産科と小児科の連携を強化し、母子ともに一貫した質の高い医療を提供でき、さらに個室的4床室や屋上ヘリポート、自家発電などを備えた基幹病院として使命を果たしていきたい」と式辞を述べた。
 来賓として馳浩衆議院議員、山田修路、宮本周司の両参議院議員、米沢賢司県議会議長、県市長会副会長の山田憲昭白山市長、県町長会会長の杉本栄蔵中能登町長、県医師会副会長の上田博氏が祝辞を述べた。県立中央病院の山田哲司院長が施設概要を説明し、谷本知事らがテープカットで竣工を祝った。
 工事関係では設計者として日建設計代表取締役社長の亀井忠夫氏をはじめ、施工者として「本棟・建築工事」を担当した大成・トーケン・表・鈴木・丸西・石田(特企)の大成建設代表取締役社長の村田誉之氏ら、建築・設備工事に携わった企業の代表者らが出席した。
 式典終了後、内覧会も行われ、出席者は真新しい病院の各フロアを見学した。
 新病院はS造一部SRC造(免震構造)地下1階、地上10階建て延べ約6万2000平方メートル。病床数は630床。総事業費は約430億円。
 26日に一般公開され、開院は2018年1月9日となっている。

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