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鹿児島建設新聞
2017/11/30

【鹿児島】キ・ラ・メ・キ テラス(20階建4.8万u)/来年5月着工目指す

テラス 鹿児島市交通局跡地に建設する「キ・ラ・メ・キテラス」計画の基本的な内容がまとまった。鹿児島市の指定建築物の建築等に係る住環境の保全に関する条例や一団地認定手続きに基づく住民説明会がこのほど、同市で開かれた。建物の規模や高さなどの説明があり、2018年5月から20年6月までの工期が示された。これで、鹿児島市内で計画されている3カ所の再開発事業が18年度に全て着工する。
 同施設は、南国殖産を代表者とする医療法人玉昌会、公益財団法人昭和会、ロックスが事業を進め、代表設計は三菱地所設計が担当。高田病院が地上9階建約1万2000u、今給黎総合病院が地下1階地上10階約2万7000u。事務所・店舗・ホテル・温浴施設が入る「サービス・ホテル・アネックス」は地下1階地上20階4万8000u。このほか、駐車場棟(地上8階1万5000u)やエネルギーセンター(地下1階地上3階約2000u)などが計画されている。なお、共同住宅は一団地認定外として概要が決まっていない。
 同事業のほかに、鹿児島市内で計画されている再開発事業で、中央町19・20番街区(地上24階地下1階4万7000u)が18年3月の着工、千日町1・4番街区(地下1階地上15階約3万6000u)が6月の解体、再開発ビル着工を予定し、全て20年度の完成を目指している。

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