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建通新聞社四国
2017/11/28

【高知】高知市 中心市街地活性化へ57事業を展開

 高知市は17日、第2期高知市中心市街地活性化基本計画の素案を有識者による同計画の策定検討委員会で示し、承認を受けた。案には、ソフト・ハードを合わせ57事業が示されており、2018年度から22年度までの5年間で、それぞれの事業を展開していく。
 市では、中心市街地活性化に向け、「すべての世代が永く住み続けられるまち」「多くの人が回遊するまち」「また訪れたいと思うまち」の三つを実現することを目標に、居住人口や歩行者通行量などの数値目標を設定。中心部の143fを計画区域とした。「市街地の整備改善のための事業」「都市福利施設を整備する事業」「居住環境の向上のための事業」「経済活力向上のための事業」「これらの事業と一体的に推進する事業」に分け、それぞれの事業主体が取り組みを進める。
 このうちハード整備に関する事業は次の通り(カッコ内は実施主体)。新庁舎(高知市)、永国寺キャンパス(高知県)、クレアホームズ高知駅前、クレアホームズ高知升形(セントラル総合開発)、ロイヤルガーデンはりまや町(和田コーポレーション)など、現在建設が進められている事業も含まれている。
 ▽無電柱化推進事業(高知市)−高知街2号線、高知街13号線、高知街22号線で電線共同溝の整備による無電柱化を推進
 ▽丸ノ内緑地整備事業(高知市)−老朽化した丸ノ内緑地の長寿命化対策を行い、観光客の憩いの場やイベントスペースとして活用できるようなリノベーションについて検討する
 ▽藤並公園整備事業(高知市)−自然環境を保護しながら、市民や観光客の憩いの場として再整備を検討
 ▽横堀公園整備事業(高知市)−水辺環境を生かした市民の憩いの場として再整備を検討
 ▽オーテピア西敷地利活用事業(高知市、民間)−新たな中心市街地の魅力、滞留拠点などを創出する施設を検討、民間からのプロポーザル方式により活用策を選定
 ▽(仮称)帯屋町1丁目地区複合施設整備事業(民間)−商業店舗や子育て支援施設などと共同住宅の複合施設を整備
 ▽高知大丸リニューアル事業(高知大丸)−東館の全面改装を行う

提供:建通新聞社