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建通新聞社
2017/12/01

【大阪】服部緑地・箕面公園への施設提案公表


大阪府は、府営公園服部緑地(豊中市)と箕面公園(箕面市)の魅力向上に向けたサウンディング型市場調査を実施し、結果を公表した。レストランやカフェなどの飲食施設、アスレチック施設などを整備する提案があり、府では事業化が可能なものについては順次、公募を行うなど具体化を進めていく方針だ。
 府は7〜8月にかけて、事業実施の意向のある民間事業者、NPO法人などを対象に、両公園の魅力向上に向けた提案を募っていた。建設業、不動産業、飲食サービス業など12団体と対話を実施し、提案内容をまとめた。
 施設整備に関する提案では、▽昼はカフェ、夜はバーとなる本格的なレストラン▽周辺の景観と調和し、テラス席を設置したカフェ▽屋外で健康づくりを楽しむ複合施設▽本格的なアスレチック施設▽温浴施設とフィットネスなどを併設した複合施設―など。また、制度などに関する提案では、▽個別施設ではなく一定のエリアを整備・管理する事業者を公募する制度▽設置管理許可制度―などの提案があった。
 服部緑地の面積は126・3f。日本の都市公園100選にも選ばれた公園で、全域が風致地区に指定されている。施設内容は中央広場、児童遊戯場、植物園、レストハウス、プールなど。年間来園者数は約700万人。大阪府公園協会が指定管理者となっている。
 箕面公園の面積は83・8f。明治の森箕面国定公園内にあり、箕面大滝など多くの観光施設を備えている。年間来園者数は約110万人。メイプルハーツ企業共同体(代表者、ハートス)が指定管理者となっている。