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建通新聞社四国
2017/12/01

【愛媛】松山市 市之井手導水管敷設替え

 松山市公営企業局は、市之井手浄水場(溝辺町)と石手川取水場(食場町)を結ぶ導水管更新を2018年度の着工を目指しており今後、18年度当初予算に事業費を盛り込み、同年夏に発注する意向。設計は12月末の完了を目指し、親和技術コンサルタント(松山市)で進めている。
 既存の導水管は、石手川ダムから放流された水をダムの下流2500bに設けられた取水堰で取り込み、取水堰の沈砂池から石手川に沿って口径1200_、延長2000bの導水管で市之井手浄水場へ送られている。新たな導水管は国道317号の地下に口径2000_のシールド工で新たな管路を設ける。延長は1700b。シールド内には口径1200_の導水管を配するが管種は鋳鉄管または鋼管で検討中。シールドの深さは場所によって異なり地中6〜18b。始点は浄水場側で、途中の立坑は設置せずに施工する。概算工事費は約30億円。18年当初予算に盛り込み、同年夏に発注したい意向。発注は一般競争入札で工期は22年度末を目指している。施工場所は溝辺町〜食場町。市之井手浄水場は1974年6月30日完成。施設能力は9万7000立方b/日。場所は溝辺町65。
 
提供:建通新聞社