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　佐渡市は１２月補正予算案で、中原地内「佐渡中央文化会館整備事業」に２カ年継続費１７億２１３０万５０００円を設定した。年明けにも建築、電気設備、機械設備の３分割で工事を発注する方針だ。
　継続費の年割額は１７年度が５１６３万９０００円、１８年度が１６億６９６６万６０００円となり、期間は１７、１８年度。工事は、３件いずれも議会対象案件となり、３月定例会での請負承認を諮る見通し。
　佐渡中央文化会館（アミューズメント佐渡）は築後２０年以上が経過しており、両津文化会館の廃館を見据えて大規模改修に着手する。施設規模はＳ一部ＲＣ造地上２階地下１階建て延べ５７４６・７平方メートルで、１３００人を収容可能な大ホールのほか、小ホールや展示室、研修室などを備える。工事内容は空調や照明、音響設備のほか、外壁や天井の改修など。１８年４月１日から施設を休館して工事に取り掛かる方針だ。
　改修設計は石本建築事務所（東京都）が担当。