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日本工業経済新聞社(群馬)
2017/12/13

【群馬】群馬県農業農村整備研究会中部支部・渋川支部が技術研修会

群馬県農業農村整備研究会中部支部と同渋川支部の合同技術研修会が11日、前橋市内の前橋合同庁舎防災センター2階研修室で行われた。約60人が参加し、ICT技術と農業用ため池の耐震性照査について学んだ。
冒頭、吉田誠渋川支部長(県渋川農村整備センター長)が「農業土木だけでなく建設業界全体で課題となっている若手人材の不足などに対応するためにもICT技術の導入が必要。きょうの研修が技術力の向上につながることを願っている」と話した。
研修は群馬県農村整備建設協会渋川分会員の南雲建設が「ICT建設機械を導入した農地整備について」、NTCコンサルタンツが「農業用ため池の耐震性能照査について」の演題で講演。
南雲建設は、実際の体験を交えながらICTを活用した工事の流れを解説。NTCコンサルタンツはため池とダムの違いや特性などについて説明した。