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建設新聞社
2017/12/18

【東北・宮城】27億余で飛島建設JV/北北上運河右岸第二幹線

 日本下水道事業団東日本本部は、12日に開札した宮城県石巻市における「北北上運河右岸第二幹線管渠復興建設工事」を1落の27億3450万円、評価値63・951(加算点54(技術提案24点+施工体制評価点30点)+価格点9・951)で飛島建設・日本製紙石巻テクノJVに決定した。
 入札者は同JVと大豊建設・佐田建設・宝栄建設JV、佐藤工業・遠藤興業JV、鴻池組・あおみ建設・丸本組JV、奥村組・新井組JV(特別重点調査資料提出なく無効)のほか、施工体制確認追加資料提出なく無効が3者(フジタ・大正建設JV、戸田建設・重吉興業JV、鉄建・東鉄工業JV)の8JVで、前田建設工業・若生工業JVは辞退。
 北北上運河右岸第二幹線は東松島市境に近く復興区画整理が進むエリアを排水区とし、北北上運河に放流する北北上運河右岸第二ポンプ場に流れ込む幹線。法務局石巻支局西側から南下して国道45号を西に進み、市境付近で再度南下する。全体延長は1845b、代表内径は2200_b。設計は日水コンが担当した。本工事では泥水式シールド工法によりポンプ場側から上流に向かって掘進する。推進工も予定している。工期は2021年3月15日まで。
 総合評価は施工体制確認型・技術提案審査型で、技術評価点24点の評価項目は@急曲線施工の品質管理Aシールドによる沈下対策と安全管理B発進基地周辺の環境影響低減の工夫−としていた。
 なお、ポンプ場本体の工事は公告中で来年2月14日に開札予定。

 提供:建設新聞社