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鹿児島建設新聞
2017/12/25

【鹿児島】知名町新庁舎/20年度着工目指す

 知名町は、庁舎の建て替えを計画している。2017年度に検討委員会を設置。18年度は候補地の選定や事業費の概算などの基本方針を取りまとめる。また、国の補助を活用して整備するため、20年度には建設に着手したい方針だ。

 所在地は同町知名307。1963年1月に竣工し、築後50年以上が経過している。建物規模はRC造3階建約1700uで、敷地内に同2階建約340uと同約245uの別館がある。
 2017年6月に商工会議所などの各団体14人で構成する検討委員会を設置。同年度は建設に向けた勉強会などを実施。18年度に基本方針を取りまとめ、19年度は基本・実施設計、20年度には建設に入りたいとしている。財源は公共施設最適化事業債の活用を見込んでいる。
 このほかの大島群島では、宇検村が庁舎建設を計画。16年度に耐震診断を実施。問題はないとの結果だったが築50年以上経っており、今後の在り方について検討委員会を設置した。17年12月2日に第1回目を開き、委員に耐震診断の結果を報告。老朽化が著しいため、改修や建て替えを含めた協議を18年2月に予定している。

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