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建通新聞社(神奈川)
2017/12/21

【神奈川】NEXCO中日本 新湘南BP高架橋 1号跨道部補強設計

 中日本高速道路会社(NEXCO中日本)は新湘南バイパス・下町屋高架橋(茅ケ崎市)の耐震補強で、国道1号跨道部の下部工を対象とした設計業務(新湘南バイパス下町屋高架橋南耐震補強設計)の簡易公募型プロポーザル手続きを始めた。所管の東京支社が橋梁設計の競争参加有資格者から2018年1月9日まで参加表明書、2月13日まで技術提案書を受け付けるなどして3月13日に特定通知する予定だ。4月5日の見積もり合わせを経て契約を結び、およそ1年間で業務成果を得て工事発注につなげる。
 下町屋高架橋は1988年3月に供用した新湘南バイパス1期区間8・4`(藤沢市城南3丁目〜茅ケ崎市下町屋)の終点側に当たる、茅ケ崎ジャンクション〜茅ケ崎インターチェンジ間(茅ケ崎市西久保〜今宿)に位置する。
 設計を行う国道1号跨道部は▽下り線447b(橋長90〜123bの鋼3〜4径間連続非合成鈑桁4連)▽上り線457b(橋長60〜114bの鋼2〜3径間連続非合成鈑桁5連)▽OFFランプ150b(橋長60〜90bの鋼2〜3径間連続非合成鈑桁2連)▽ONランプ152b(橋長61〜91bの鋼2〜3径間連続非合成鈑桁2連)―の上部工を、高さ8・9〜16bで径1・2bの場所打ち杭基礎を持つRCラーメン式や張出式の橋脚などで支えている。
 耐震補強の対象下部工はRCラーメン式の本線13基(上り線+下り線、P243〜255)に、張出式のOFFランプ4基(P247〜250)とONランプ4基(P248〜251)を加えた合計21基。既設橋梁と耐震補強後の動的解析、支承や落橋防止構造物の詳細設計などを進めて施工計画を立案し、発注用図面を作る。税込み参考業務規模を9600万円程度、履行期間を360日としている。
 下町屋高架橋の耐震補強ではこの他、小出川並走区間の設計業務(新湘南バイパス下町屋高架橋中耐震補強設計)の委託先を簡易公募型プロポで選定中。また今後、小出川渡河部区間の設計業務(新湘南バイパス下町屋高架橋北耐震補強設計)の委託先についても、簡易公募型プロポで第4四半期中に決める見通し。

提供:建通新聞社