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日刊建設工業新聞
2017/12/25

【鳥取】建設地は駅南バスロータリー/智頭町当初予算に実施設計

 智頭町が整備する町立図書館の建設予定地がJR智頭駅南側のバスロータリーに決まった。町は2020年のオープンを目指しており、来年度当初予算案に建築設計費を盛り込む。規模は木造1000平方b級。
 現在の図書館は町総合センター2階に入所しており、蔵書面積144平方bと手狭のため、町は14年度から外部委員を含めた検討委を設置。施設利用者のアンケートなどを踏まえ、16年度末までに「新図書館整備基本構想」を策定している。
 今年8月には住民ワークショップを開催し、智頭駅周辺4つの建設候補地を検討してきた。その結果、町中心部からアクセスが良く、利便性の高い智頭駅横のバスロータリーと周辺駐車場に絞り込んだ。
 建設予定地の土地面積は約3500平方b。施設整備に必要な面積と駐車場も確保できる。
 第2回のワークショップは今月3日にあり、小学生から90代のお年寄りまで60人が参加。新図書館のあり方に意見を寄せており、今後年度末までに「整備基本計画」をまとめる。
 今のところ、施設規模は木造平屋建て(一部2階建て)延べ床面積1000平方b。蔵書冊数は7万冊を想定している。
 町教育課は「18年度当初予算案に基本・実施設計費を計上したい」と話しており、19年度から建築工事に着工して20年に開館させる。


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