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建設経済新聞社
2017/12/27

【京都】大江の美河小など3小統合 大江中に一貫校を要望

 「明日の大江の学校を考える会」はこのほど、福知山市大江地域における小中一貫校の設置に関する要望書を福知山市に提出した。
 大江地域は少子高齢化が進み学校の児童生徒が減少。美鈴小学校、有仁小学校では異なる学年を一つのクラスにまとめる複式学級が設置されており、2020年には美鈴小で複々式学級になることが懸念されている。
 こうした状況を踏まえ、代表自治会長・大江まちづくり住民協議会代表・PTA代表等が明日の大江の学校を考える会を今年8月に立ち上げ。小中一貫校の制度や現状等について近隣市の学校の視察研修を実施した。
 考える会は、大江地域の美河小、美鈴小、有仁小の3校を統合し(仮称・大江小学校)、大江中学校との小中一貫校を2020年4月に開校するよう福知山市に要望した。統合した学校は大江地域の学びの拠点として整備し、約300人(小学生約200人、中学生約100人)の学びを支える施設環境にするよう求めた。
 閉校後の跡地は大江地域全体の振興の視点も踏まえ、地元自治会と十分協議し活用するよう求めた。