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北陸工業新聞社
2017/12/27

【新潟】BTO、4月に公告へ/新ごみ処理施設整備実施方針/長岡市

 長岡市は26日、「長岡市中之島新ごみ処理施設(仮称)整備事業」の実施方針を公表した。事業方式はBTO方式とし、18年4月下旬に公告する。入札参加申請書を7月上旬まで受け付け、12月に落札者の決定と基本協定を行う。
 入札参加者は(1)建屋の設計企業(2)建屋の建設企業(3)熱回収施設プラントの設計・建設企業(4)不燃・粗大ごみ処理施設プラントの設計・建設企業(5)工事監理企業(6)運営企業−で構成。
 資格が、建屋の建設企業は市内に本社を有し建築一式900点以上、または県内に本社および市内に支店・営業所を有し同1100点以上。熱回収施設プラントの設計・建設企業は清掃施設工事1100点以上で一般廃棄物処理施設(ストーカ炉)の元請実績を有すること。不燃・粗大ごみ処理施設プラントの設計・建設企業は清掃施設工事800点以上など。工事監理企業は一級建築士事務所の登録、建設コンサルタントの廃棄物の業種登録など。運営企業はの一般廃棄物処理施設(ストーカ炉)の運転管理実績を2件以上有することなど。
 鳥越クリーンセンターの老朽化を受け、更新の必要がある中之島クリーンセンター(中条新田地内)のし尿処理施設と焼却施設を解体した跡地にPFI事業により、整備・運営を行うもの。
 施設能力は、高効率ごみ発電施設(ストーカ炉、82トン/日)、マテリアルリサイクル施設(低速・高速回転破砕機など、23トン/5h/1基)。また、敷地内には、これらの施設のほかに管理・計量棟、駐車場、洗車場、ストックヤード、車庫棟などの整備を予定している。
 基本計画、事業者選定アドバイザリー業務はパシフィックコンサルタンツが担当。

hokuriku