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北陸工業新聞社
2018/01/06

【福井】いい家、まち並みへ益々研さん/福井建築年賀会2018盛大に開催/建築6団体合同主催36回目/新春を寿ぎ決意も新た/560人参加

 福井県内の建築業と関連団体が一堂に会し、新春の門出を祝う「第36回福井建築年賀会2018」は4日盛大に開催され、一層の飛躍へむけ参加者同士560人で誓い合い、決意を新たにした。福井市田原町1丁目のフェニックス・プラザで。
 式典では、まず国歌と新福井県民歌を斉唱し、主催する建築6団体を代表して櫻川幸夫福井県建築士事務所協会会長が挨拶。「建築界では新しい施設や技術と同時に、古いものにも関心が高い。耐震や免震、省エネ、県産材(スギ)の活用などが強く求められている」と時代認識を示し「レンガ造の欧州は建築士の仕事の8割は改築改修工事。一方の日本は真逆で新築が7割を占めるが、今後は時代のストックにも十分配慮していかねばならない」と強調。「いい家、いいまち並みへ。しかし一般の人にはその術(すべ)がない。この夢を実現させていく技術を皆様はお持ちだ。ますます研鑽を深め、次代に技術を継承しなくてはいけない」などと社会的な大きな責任も併せて力説した。
 来賓祝辞は西川一誠県知事、東村新一福井市長、山崎正昭参議院議員、松田泰典県議会議長が新春をことほぎ、建設業界益々の発展にエールを送った。
 式典開会の辞は木下賀之福井県建築士事務所協会副会長が務めた。祝賀会に入っては木村憲一福井県建築設計監理協会理事長が開会の挨拶。奥島光晴福井市議会議長が乾杯の音頭をとった。地元選出国会議員の稲田朋美、高木毅、山本拓、斉木武志衆議院議員4氏と滝波宏文参議院議員が来賓スピーチ。アトラクション(福井の郷土芸能)では勝山左義長ばやしが披露され、ステージ上ところ狭しと祝賀ムードを盛り上げた。最後に角田義幸福井県地域住宅産業振興連絡会会長が万歳三唱し、松山憲雄福井県建築設計監理協会副理事長が閉会の辞を述べ、締めくくった。


 主催団体
■福井県建築士会 歌門敬二会長
■福井県建築住宅センター 五十嵐穣治理事長
■福井県建築工業会 見谷貞次会長
■福井県建専連 吉田勝二会長
■福井県建築士事務所協会 櫻川幸夫会長
■福井県建築設計監理協会 木村憲一理事長


 協賛団体
■福井県建設業協会 坂川進会長
■福井県建築組合連合会 林和夫会長
■福井県木材組合連合会 谷崎信雄会長
■福井県電業協会 伊藤仁一郎会長
■福井県管工事設備工業協会 酒井修会長
■日本建築家協会北陸支部福井地域会 出田吏市会長
■福井県設備設計事務所協会 松山憲雄会長

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