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日刊建設工業新聞
2018/01/10

【鳥取】台風21・18号被害60カ所/復旧費9・7億円を申請へ

 台風21号と18号被害を対象にした「平成29年発生災害」の第6次査定が今月15日〜19日までの日程で実施される。県土整備部のまとめによると、県と市町の公共土木施設60カ所に9億7700万円の復旧費を申請する。
 第6次査定は昨年10月22〜23日の台風21号被害49件(9億0200万円)と、同9月17〜18日の台風18号被害11件(7500万円)が対象。 うち40件は鳥取県土整備事務所管内の公共土木施設が占める。
 主なカ所は主要地方道鳥取鹿野倉吉線(三朝町三徳)の斜面崩落で、三仏寺入り口付近の山切りや鉄筋挿入工などの復旧に1億7000万円を申請する。このほか野坂川(鳥取市)でも松上や野坂の護岸崩落を復旧申請する。
 災害査定を巡っては、昨年12月1日までに台風18号被害の査定を3〜5次まで終えており、県下127カ所の復旧費15億1600万円(県81カ所に12億0600万円、市町46カ所に3億0900万円)が決定。すでに復旧工事の一部が発注され始めている。
 第6次査定の申請内容は次の通り。
※県施設48カ所=7億9400万円
▽河川20カ所=2億8100万円▽砂防設備19カ所=2億1000万円▽道路9カ所=3億0200万円
※市町施設12カ所=1億8200万円
▽河川5カ所=2400万円▽道路7カ所=1億5800万円


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