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日刊建設タイムズ社
2018/01/09

【千葉】導入機能など検討へ/西銀座周辺再開発に向け/千葉市

 千葉市都心整備課は、西銀座周辺再開発に係る導入機能等検討調査を希望型指名競争入札で委託する。申し込み期間は今月11日まで。
 参加資格要件は、同市入札参加資格者名簿(測量・コンサルタント)に業種「土木関係建設コンサルタント」、業務内容「都市計画及び地方計画」で登録のある業者、再開発プランナーが所属する業者、過去5年間に同種業務(公共団体発注による街区再編などのまちづくりに係る調査検討業務等)の履行実績を有する業者。
 業務概要は、西銀座周辺(中央区富士見2丁目地内ほか)を対象にした、@他市の街区再編に伴う導入機能や民間再開発誘導のための建築規制緩和等のインセンティブ事例調査A同事例調査結果を踏まえた導入機能やインセンティブの提案検討及び課題整理等。委託期間は契約締結の翌日から今年3月23日まで。
 市は昨年度、再開発検討調査を三菱地所設計へ委託。西銀座商店街(富士見2丁目地内他)を対象に、地域の課題等の整理や関係者の意向の把握、街区内の道路・駐車場等の配置検討、事業手法の検討(街区の将来シミュレーション、官民役割分担の整理等)を行った。
 西銀座周辺再開発は、市が2016年3月に策定した千葉駅周辺の活性化グランドデザインで、先行整備プログラムの一つに位置づけられている。西銀座の最も駅よりの街区(1・2街区)では千葉駅東口再開発事業が具体化。その後背の西銀座周辺においても再開発を具体化することで、千葉駅からの流れを引き込み、千葉駅ビルのリニューアルや千葉駅東口再開発と一体となって駅前業務・商業コアを形成する。
 千葉駅周辺の活性化グランドデザインによる西銀座周辺再開発のコンセプトは、千葉駅と中央公園、千葉神社周辺(歴史文化エリア)を結ぶ界隈性のあるシンボルロードの形成、千葉駅から来街者を誘引する県都にふさわしい千葉県の魅力が集まるエリアの形成。
 地上部の車交通の排除と地下駐車場への集約等により、歩行者中心の賑わい軸を形成。また、小規模広場を分散配置してイベント等を行うことで、賑わいをリレー。併せてビルの共同化等により建物を更新することで、県都の核となる業務、商業機能を集積・強化し、駅ビルから人の流れを引き込み、恒常的な賑わいを創出するなどとしている。k_times_comをフォローしましょう
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