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建通新聞社
2018/01/11

【大阪】大阪府 18年度予算査定額は約1・9兆円

大阪府は、2018年度当初予算の編成に向けて、各部局からの予算要求状況と財政課長内示額を公表した。一般会計の予算内示額は事業費ベースで1兆8654億円。17年度当初予算額と比べ4・4%減。特別会計は2兆9546億円で前年度当初予算比で126・5%の大幅増となった。一般会計の内示額のうち建設事業は1724億円。
 都市整備部関連では、モノレール道整備費として要求通りの6億9964万円を計上。門真市駅〜瓜生堂駅(仮称)延長約9`の延伸事業などを実施する。18年度は事業認可図書作成、基本・詳細設計などに着手する予定。
 また、連続立体交差費でも要求通りの96億5627万円を計上。18年度は、南海本線・高師浜線(高石市)の鉄道高架化工事、京阪本線(寝屋川市・枚方市)、阪急京都線(摂津市)の用地買収などを予定している。
 この他、道路改良費で146億9146万円を要求通り計上。18年度は、国道170号、西京高槻線、国道371号(2期)、大阪中央環状線(瓜生堂工区)などを対象に、延長約5・1`を整備する予定だ。
 住宅まちづくり部では、密集住宅市街地整備促進費に要求通りの18億9833万円を計上。道路・公園の整備、老朽建築物除去を行う市に対し補助する。対象市は、大阪市、堺市、豊中市、守口市、門真市、寝屋川市、東大阪市の7市。18年度は、測量・調査・設計・用地取得などを実施する予定。
 府警察では、東住吉警察署建て替え整備事業費で、ほぼ要求通りの2億5387万円を計上。18年度は、新庁舎の実施設計や旧庁舎の撤去工事、仮庁舎リースなどを予定。この他の庁舎整備関係では、八尾警察署移転改築に317万円、守口警察署移転改築に8384万円、中堺警察署新設に7336万円をそれぞれ要求通りに計上した。