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建通新聞社四国
2018/01/12

【高知】須崎市 統合保育園整備は18年度設計費など要望

 須崎市は、吾桑など3保育園の統合・高台移転に関連し、2018年度当初予算に建屋設計委託費とアクセス道・敷地造成工事費を要望している。承認となれば18年度で建屋設計と造成工などを進める。
 統合の対象となる施設は吾桑、日の出、みなみ保育園で、3園が津波予測の浸水域にあることや、施設の老朽化もあることから、統合した上で高台移転する。保育園の想定定員は200人。基本構想策定は艸建築工房(高知市)が担当。
 また保育園へのアクセス道となる多ノ郷小学校線を整備する。対象路線の延長は440bで、市道は延長330b、私道の取り合わせは延長110b。現状は幅員は4〜5bで、車道と歩道が一体化している。保育園整備予定地が多ノ郷小学校裏の山側で、児童の通学路であること、また隣接する朝ケ丘中学校付近でもあることから、幅員を6〜6・5b拡幅し、歩道を整備する。道路測量設計は宮崎測量設計コンサルタント(高知市)が担当。
 統合する吾桑保育園は市、日の出とみなみ保育園は須崎市保育協会が設置者。既存施設の所在地は吾桑保育園が吾井郷乙520、日の出保育園が土崎町2ノ27、みなみ保育園が大谷206ノ2。

提供:建通新聞社