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日刊建設工業新聞
2018/01/16

【鳥取】国道181号四十曲トンネル照明灯/Jファン撤去合わせ2億円

 県土整備部は、2018年度から2カ年で国道181号四十曲トンネルの照明灯設備を更新する。17年度内に詳細設計に着手し、設置工事は18〜19年度にかけて施工。併せて老朽化したジェットファンの撤去も計画しており、全体事業費は2億円に上る。
 四十曲トンネルは日野町板井原〜岡山県新庄村にまたがる県境の峠にあり、延長1863b。
 同部によると、トンネル内の照明施設は、施工後約20年が経過し劣化が著しく更新が迫られていると説明。このため、現在の照明灯373基を取り外した上で、LED灯約250基を設置する。
 照明設備は18年度に工場製作し、現場設置工事は19年度にかけて施工する。事業費は約1億5000万円。
 また、トンネル付属物のジェットファンが老朽化している。1992年に米子自動車道が開通して以降、南側を走る国道181号の交通車両も減少しており、ジェットファン7基は撤去。自然換気に切り替える。
 これら事業費は鳥取と岡山の両県で負担(鳥取6割、岡山4割)。トンネルの管理延長が長い鳥取県が受託施工する。
 同部では照明設備について「今年度(2017年度)内に詳細設計に入りたい」(道路企画課)と話しており、18年度に照明灯の製作と設置を一括して発注。その後、19年度にジェットファンの撤去を別途発注する。


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