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日刊建設タイムズ社
2018/01/18

【千葉】豊年橋で上部工検討業務/県印旛土木/鎌ケ谷本埜BPで自転車通行帯/旧長門川橋は詳細設計を

 県印旛土木事務所は、主要地方道鎌ケ谷本埜線バイパスの整備を進めている。本年度は事業費4億2670万円で豊年橋の下部工や盛土工を実施。先月26日には上部工検討業務を大日本コンサルタント(千葉営業所・千葉市中央区新宿2―5―3)に委託した。路線全体で自転車通行帯の設置を計画し、歩道幅員などの見直しを実施。これにあわせて、橋梁についても歩道等の見直しを行う。また、本年度は旧長門川橋の詳細設計を委託する予定。
 豊年橋は、長門川に架かる橋梁で、バイパスの整備にあわせて架け換える。架設場所は印旛郡栄町安食地先で、既存橋梁に隣接。橋梁の規模は橋長105m、全幅員12m(道路幅員7・5m、片側1車線、歩道片側3・5m)。上部工の形式は鋼3径間連続少数I桁橋。下部工は橋台が逆T式、橋脚が壁式2基。
 昨年度から下部工に着工。昨年度はA2橋台を発注し、本年度にはA1橋台と橋脚2基を発注した。A1橋台と橋脚2基は、竹内建設が予定価格2億4826万円(消費税抜き)に対し2億2600万円(同)で落札した。工期は2019年1月17日まで。下部工を来年度で完成させ、その後、上部工に着工する。盛土工は本年度内に発注の予定。昨年度のA2橋台も竹内建設が落札。落札金額は1億2390万円だった。橋梁の詳細設計は大日本コンサルタントが担当。
 一方、旧長門川橋は、旧長門川に架かる橋梁で、バイパスの整備にあわせて架け換える。橋梁の規模は橋長約60m、幅員約14・0m(両側歩道)。15年度でオリエンタルコンサルタンツに委託し予備設計を実施。本年度で詳細設計に着手する予定。
 鎌ケ谷本埜線は、鎌ケ谷市初富地先を起点に、国道464号の一部を重複し、印西市安食卜杭を終点とする延長約31qの幹線道路。千葉ニュータウンと成田空港を結ぶ幹線道路として位置付けられている。このうち同バイパスは、国道464号の印西市萩原地先を起点に、成田安食線の栄町安食地先を終点とする延長約4・5qを整備する計画。
 事業は1996年度に用地買収に着手し、98年度に着工。事業期間は96〜19年度で、総事業費58億7900万円を見込む。このうち昨年度末までに約38億7728万円を投入し、事業費ベースによる昨年度末の進捗率は約66・0%となっている。用地はほぼ取得を完了している。
 同区間の現道部は、幅員が狭く急カーブ区間も連続し、車同士のすれ違いが困難な状況にある。救急搬送時は患者への負担軽減から市道を迂回している。また、栄町の矢口工業団地から東京近郊への輸送は国道356号を利用しているが、国の主要渋滞箇所3か所を通過することから、物流の効率化の妨げとなっている。
 同バイパスを整備することで、走りやすい道路となり、歩車道分離による歩行者の安全性も向上。災害時等の救援・救助活動でも円滑で迅速な移動が可能となるため、地域防災力の強化も期待される。k_times_comをフォローしましょう
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