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建設新聞社
2018/01/23

【東北・福島】いわき駅並木通り地区市街地再開発準備組合が事業協力者を募集

 福島県いわき市のJRいわき駅前にある平並木通りに市街地再開ビルの建設を目指す「いわき駅並木通り地区市街地再開発準備組合」(野崎達也会長)は22日、第一種市街地再開発事業の事業協力者(デベロッパー)募集手続きを開始した。
 事業協力の内容は、事業初動期の資金協力に加え、市場性・採算性等の多様な観点からの助言・提言および事務局支援などで、実際の事業推進に際しては、別途委託した専門コンサルタント等と協働で、事業計画(施設計画、資金計画等)や権利変換計画(素案)の作成などに取り組むこととなる。
 募集対象は▽共同住宅を含む複合用途の施設に対して実施した市街地再開発事業において、事業協力者・参加組合員・業務代行者・特定建築者等の実績を有する者▽再開発プランナーの有資格者▽宅地建物取引業者の免許登録―の条件を満たすデベロッパーで、共同企業体での参加も可能だ。
 資金力等の基準は▽営業キャッシュフローおよび総キャッシュフロー規模が、直近3期連続でマイナスでないこと▽経常利益および自己資本金額が直近3期連続で赤字計上していないこと▽有利子負債比率が最近期の値で100l以上でないこと―とした。
 募集要項の入手方法は、準備組合事務局(いわき市都市建設部都市復興推進課市街地整備係内)のEメールアドレス(toshifutsukosuishin@city.iwaki.fukushima.jp)に連絡。後日、申込者のEメールアドレスに募集要項一式が送付される。受付期間は2月2日まで。
 応募登録書の提出期間は今月24日〜2月7日、事業提案書の提出期間は2月19日〜3月16日で、いずれも準備組合事務局への持参または簡易書留による郵送を受け付ける。
 事業提案を求める内容は▽取組方針▽施設計画および管理運営計画▽保留床処分▽建設コスト▽人的支援の考え方▽配置予定人員▽資金協力▽再開発事業の実績▽参画実績等のアピール―など。
 審査は2段階で行い、3月中旬の1次書類審査で上位5者程度を選定、同月下旬の2次プレゼンテーション審査で最優秀提案者および次点者を決定し、4月中旬に事業協力者を選定する。その後の協議を経て5月下旬に事業協力協定書を締結し、事業協力者として決定するスケジュール。
 事業協力者としての参画期間は、協定書締結の日から再開発組合の認可までとし、その後は組合員として事務局支援などの役割を継続する。
 この計画は、権利変換方式で第一種市街地再開発事業を実施し、土地の高度利用による建築物の共同化と区画道路などの公共施設を整備して、駅前地区の賑わい創出を目指すもの。
 計画によると、施工地はいわき市平田町地内の約1・2fで、新設する区画道路を境に敷地を街区1および街区2に分割する。
 街区1には、21階建ての一般向け住宅棟を新築し約150戸を整備、1・2階は商業・業務・サービス施設に充てるほか、4階建ての市営立体駐車場も併設する。
 街区2は、14階建てのシニア向け住宅棟とし約120戸を設置、併せて3階建ての立体駐車場も整備する。
 容積率は、街区1が約330l、街区2が約270lで、建築面積は両街区合わせて約5500平方b、総延床面積は約3万4500平方bとする。
 今後は、第一種市街地再開発事業および高度利用地区について、3月に都市計画決定(高度利用は変更)したい意向で、2021年度の施設完成を目指す考えだ。

 提供:建設新聞社