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北陸工業新聞社
2018/01/24

【石川】「第2」の民間再開発に期待/片町地区拠点機能整備計画/金沢市/今年度末の策定目指す

 金沢市は今年度、都心軸の創生に向け、片町地区拠点機能整備計画の策定を進めている。この中で、市は民間の老朽ビル再整備に向けた地元組織の活動に対する支援を推進。一昨年5月にグランドオープンした「片町きらら」に続く、「第2」の民間再開発の実現に大きな期待を寄せている。
 民間主導で進められた片町A地区再開発事業(片町きらら)は、市中心部にかつての賑わいを取り戻し成功を収めた。しかし、都心地区では依然、老朽ビルが建ち並び、耐震安全性や美観の問題などが指摘されている。
 市は都心軸沿線の都市機能の誘導・集積を連鎖的に推進するため、引き続き片町地区において再開発計画を検討。民間の老朽ビルの再整備に向けた地元組織の活動に対する支援を進めながら、今年度に再整備計画とする片町地区拠点機能整備計画の策定に着手した。
 計画の対象エリアは国道157号沿いの都心軸沿線地区、片町・香林坊周辺約8ヘクタール。計画の内容は地区再生の方向性の検討や地区再生計画の作成、地区の意向調査と先導的地区の事業化・事業化方策の検討などで、3月下旬の策定を目指している。策定業務は協同組合都市設計連合(本部事務所/神戸市)が担当。
 市は今年度、都心軸沿線地区の地権者らで組織する「片町四番組まちづくり協議会」の初動期活動に対する支援を実施。協議会では地元主体で環境づくりなどを進めるエリアマネジメント手法を導入し、行政側からも再開発手法や補助メニューなどのアドバイスを受け、再開発に向けた機運が徐々に高まりつつある模様で、市は再開発準備組合の立ち上げに期待を寄せている。
 北陸新幹線開業によって観光客が急増した金沢市。今後はさらなる街の魅力向上として中心市街地の活性化も求められており、「片町きらら」を起爆剤とした「第2」の再開発実現が待ち望まれている。

hokuriku