トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2018/01/29

【新潟】3期目に臨む村山秀幸上越市長に聞く/将来に向けた価値ある投資を/東北と関西つなぐ拠点都市へ

 17年10月、新人との一騎打ちを制して3期目の当選を果たした村山秀幸上越市長。2期の市政で財政再建を進め、クリーンセンターや新水族博物館といった大規模プロジェクトを実現させる土壌を固めてきた。「今は将来に向かっての価値ある投資を行う時期」と語る村山市長に、今後のまちづくりについて尋ねた。


◆大規模プロジェクトを実現
 これまでの2期で財政改革を進め、クリーンセンターや高田公園オーレンプラザなどの大規模プロジェクトを実現することができた。上越地域医療センター病院や斎場の改築についても検討を進めているところ。市民生活になくてはならない施設だが、老朽化が課題となっている。合併特例債を使える今が将来に向けた価値ある投資を行うタイミングであり、時期を失すれば整備できなくなる。着実に事業の進ちょくを図りたい。
◆新水族博物館と直江津地区の振興
 建設中の新水族博物館「うみがたり」は6月のオープンを予定している。水族館のプロである(株)横浜八景島が運営を担い、展示物なども日本初の要素が詰まっているので、期待してほしい。地域活性化やまちづくりに生かすため、立地する直江津地区の皆さんを中心に、にぎわいにつながるよう取り組んでもらえればありがたい。同地区では、駅前の1等地である旧JT上越営業所跡地で民間による再開発が行われる。久しぶりの開発プロジェクトなので、これにも期待している。
◆スポーツ文化の発信拠点
 大潟区で計画中の(仮称)上越市体操アリーナ。これまで脈々とつながってきた体操の歴史と伝統を興し、さらにレベルの高い競技が可能で、市民の健康増進活動にも使うことができる施設を目指している。市内には県立武道館もできるので、両施設をスポーツ文化の拠点と位置付け、さまざまな大会を誘致しながら交流人口の拡大にも役立てたい。
◆北陸新幹線上越妙高駅周辺の開発状況
 新駅周辺ではビジネスホテルやマンションの建設計画が次々と立ち上がっており、数年で大きく様変わりするだろう。開業から3年経ち、駅の利用者も観光から通勤通学まで多様化し、新幹線が我々の生活に溶け込んできた。今後も民間の力を使いながら、新潟県の西口の顔としての機能を発揮できればと思う。駅で北陸方面からやってくる皆さんを見ていると、本当に関西に近くなったんだなと実感する。22年度に福井(敦賀)まで延びれば、東北と関西をつなぐ拠点として上越の価値がますます高まるはずだ。


profile
 むらやま・ひでゆき 48年10月14日生まれ。69歳。國學院大學法学部卒業後、71年に新潟県入庁。上越地域振興局長、上越市副市長を経て09年に初当選。多忙な日々でも自分の時間づくりを心掛け、山登りやスキー、愛犬の散歩に励む。

hokuriku