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建通新聞社(中部)
2018/01/26

【岐阜】浸水対策で大垣市内の一部ルート移設 東海道本線

 岐阜県大垣土木事務所は、大垣市内の浸水対策でJR東海道本線の一部ルートを北側に移設する計画に伴い、関連する道路や水路など付帯施設の整備を事前に行うため、詳細設計をトーニチコンサルタント岐阜事務所(岐阜市)に委託した。2018年上半期中に完了させ、その後、工事着手準備として地元説明会や用地測量を進めていく。東海道本線移設はJR東海が行う計画だが、時期などの詳細は未定。
 大垣市荒川町付近で進めている大谷川の河川改修工事に伴い上流側に位置するJR東海道本線が洪水時に浸水する可能性があるため、既存線路を北側に移設する方向で協議している。区間は大垣市荒尾町から同長松町までの延長約1・1`範囲。盛土工事を行い既設線路から最大で約30bから約40b北側に線路を移設する。
 これに伴い今回の設計で同線の移設計画地を南北に通る新堀川荒尾幹線水路延長約30b付け替え設計や東西に並行する水路の付け替え詳細設計、さらに市道矢道4号線の道路付け替え延長約350bの詳細設計などを行う。
 設計完了後は地元説明会や用地測量、用地交渉を県が行うとともに、引き続きJR東海や大垣市との協議も進めていく。

提供:建通新聞社(2018/01/26)