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建設新聞社(長崎)
2018/01/30

【長崎】長崎市新市庁舎 高層部19階・低層部5階へ計画変更

駐車場の配置などを協議
  市議会議会機能整備検討会で報告長崎市新庁舎 断面図
 長崎市は新市庁舎建設計画について、高層部20階・低層部4階としていたものを、高層部19階・低層部5階へ変更。フロア構成の考え方と共に、26日に開催された市議会の議会機能整備検討会〔毎熊政直座長(明政クラブ)、各会派代表で構成〕へ報告した。
 1階から4階には市民の身近な手続きの総合窓口や相談窓口を集中的に配置し、5階に議場および委員会室などを設置(図参照)。6〜18階は市長室や執務室とし、19階に機械室や展望ホール・屋上庭園を、19階上部(PHF)に屋外機置き場やホバリングスペースを整備する。5階までの低層部は高さ約30b、18階までの高さは約80b、ホバリングスペースまでを含めると約90bとした。駐車場を地下に配置する。
 協議事項のうち、駐車場については前回までに、出入り口南北1カ所ずつ設置した場合(計画では南側1カ所)の検討を市へ要請。市は同日、2カ所設置した場合の比較説明を行った。現計画案(出入口1カ所の場合は平置き143台〔市民用139台・公用車(特別職および正副議長用)4台〕と機械式36台(公用車18台・議員用18台)の計179台分を確保できるが、出入り口を2カ所とした場合は駐車機械が設置できず、平置きのみの125台駐車となることを報告。出入り口を増やせば、地上1階部の窓口や執務スペースの面積も減となることを説明した。
 また市は新市庁舎地下とは別に、現別館解体後に整備する公園下部へ公用車62台・議員用22台の駐車スペースを確保する案を提示した。なお、現桜町駐車場は一般車117台・公用車58台の計175台分の駐車スペースとなっている。長崎市新庁舎周辺駐車場配置計画図(案)
 これに対し、毎熊座長は出入口1カ所の原案でも議員用スペースが18台となっていること(2カ所案ではゼロ)に反発。現在40台分が庁舎周辺に確保できていると話し、「議員の駐車場は必要。大きくスペースが減少するうえに機械式とは何事か」と強く抗議した。
 一方、奥村修計委員(自由民主党)は「公園下が整備されるまでの一時(3年程度)、議員分は桜町駐車場を利用し、公園下駐車場完成時に一括40台を確保してもらうというように、議員が一歩引けば新庁舎地下は市民利用優先にできるのでは」と意見。市側は「可能」と回答したが、毎熊座長は「桜町駐車場に全員駐車し、新市庁舎まで歩いて下ってください、帰りは駐車場まで歩いて登って下さいとは言えない。市は現段階までこの件について考えてこなかったのか」「そこまで議員は我慢しなくてはならないのか。駐車場を地下2層にすれば市民駐車場も議員駐車場も確保できる。2層にすれば10・8億の事業費増というが、さらに庁舎の階層をおさえて駐車場建設費に充てることも考える必要がある」と声を荒げた。
地下駐車場整備に関する今回の提案については各会派で検討し、2月5日の同検討会で再度協議する。ksrogo