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日本工業経済新聞社(茨城)
2018/02/01

【茨城】阿見町が道の駅造成に4・2億円/18年度当初予算案で国体セーリング会場設営も

 阿見町(天田富司男町長)の2018年度当初予算案が明らかになった。主なものでは、道の駅整備推進事業(造成など)に4億3860万4000円、公共下水道整備事業に4億1950万円、国民体育大会事業のセーリング会場整備に4億1173万2000円、道路橋梁維持補修事業に3億6249万9000円、学校施設改修事業に3億823万1000円を計上している。
 一般会計の総額は160億8700万円で、前年度比6・6%の減。普通建設事業費は、本郷地区のあさひ小学校の整備が完了するため、同45・7%減の20億5077万9000円となった。
 追原地内に20年7月のオープンを目指して整備する道の駅事業では、造成工事(地盤改良、交差点改良2カ所など)に4億2661万2000円を投じる。4〜6月にも発注する見通し。
 19年の国体に向けた大室地内のセーリング会場整備には4億1173万2000円を盛り込み、17年度に引き続き、株木建設梶i水戸市)が湖岸整備を、松尾建設梶i阿見町)が陸地整備を行う。いずれも完成は8月末。そのほか、新規で会場設営業務が4〜5月にも発注となる見通し。
 道路関係ではまず、道路橋梁維持補修事業に3億6249万9000円。内訳は舗装修繕(8路線、L2600m)に1億9740万円、草刈委託に7736万3000円、交通安全施設に800万円。
 新設改良事業には2億5220万6000円を充て、4路線の改良舗装(上本郷、実穀、二区南、立ノ越、L約600m)と、2路線の排水整備(実穀、下本郷、L約400m)を予定。
 さらに、都市計画道路寺子飯倉線(L1650m、W17m)には4648万3000円を措置し、用地買収を進める。24年度の開通を目指す。
 学校施設関係では、竹来中の設備改修工事(トイレ、エアコン、給排水設備)に2億8442万3000円のほか、阿見第一小で設備改修に向けての設計に700万3000円と、プール改修工事に1083万3000円を設定。
 また、総合運動公園の陸上競技場スタンド改修工事に6001万6000円、図書館の空調改修工事に3600万円を配分している。
 公共下水道事業特別会計では、荒川本郷地区の汚水管渠(L約110m、口径200o)や、吉原区画整理地内の汚水管渠(L約3100m、口径200〜250o)と雨水管渠(L約900m、口径450〜1350o)のほか、荒川本郷の浸水対策として調整池の整備も進める。
 水道事業会計を見ると、第三次拡張事業として、竹来、西郷、君島大形、荒川本郷、住吉などで配水管路布設(L7250m)を行うため2億335万8000円を充当。
 老朽管布設替工事には1億2586万円を計上し、香澄の里、曙、中郷西地内の延長2870mで取り掛かる。