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　枕崎水産加工業協同組合は、再資源化処理施設の移転新築を計画。実施設計業者を前迫設計（鹿児島市）に決め、５月ごろの着工を目指す。
　建設地は同市仁田浦地区。老朽化等に伴い、枕崎港内から移転新築する。当初計画によると、建物規模はＳ造２階建1858�u、管理棟がＳ造平屋建て99�uを想定し、今後の実施設計で詳細を詰めていく。完了後に工事に移り、2018年度内の完成を予定している。
　再資源化処理施設は、ＤＨＡ原料油（健康食品用）、残さい油（養鶏用飼料）、ソリュブル（魚油除去後の濃縮液、農業用液体肥料）、魚粉等（養殖用飼料）の生産を予定。処理能力は64ｔ／８ｈを見込む。
　新施設は、水産庁の浜の活力再生施設整備事業の補助を活用して整備。総事業費は、設計・建築・機械設備・工事雑費等を含めて17億4778万円を試算している。