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桑名市は、総額９３４億０４４０万円（対前年度当初比11・７％減）の２０１８年度当初予算案を発表した。一般会計は５１８億４５０１万円で同２％減。このうち普通建設事業費は、同56・４％増の70億４９３５万円となった。企業会計のうち、水道事業は同９・６％減となる46億１８６６万円、下水道事業は同７％増の91億２９４３万円を計上した。
　主な事業としては、多世代共生型施設整備やリサイクル推進施設解体撤去事業設計などを新たに盛り込んだ他、多度地区小中一貫校多機能複合施設の基本構想・基本計画策定などを盛り込んだ。
　主な予算は次の通り。
〈総務費〉
　▽多度地区小中一貫校多機能複合施設基本構想・基本計画策定＝８０３万▽大山田まちづくり拠点施設窓ガラス飛散防止フィルム施工＝３８１万
〈民生費〉
　▽多世代共生型施設整備事業＝８０４万▽益世小学校学童保育所整備＝５４０万▽私立保育園整備補助＝１億６６５８万▽認定こども園整備補助＝７２６４万▽保育所等改修費等支援補助＝３２９９万
〈衛生費〉
　▽桑名市総合医療センター整備＝３億３６６０万▽南医療センター解体撤去＝１億５０００万▽リサイクル推進施設解体撤去事業設計など＝88万
〈農振水産業費〉
　▽長島中部地区湛水（たんすい）防除事業＝３１６０万▽蛎塚大溜池地区ため池等整備＝１３００万▽城南排水機場除塵（じょじん）機整備補修他土地改良施設維持管理適正化＝４６７７万
〈土木費〉
　▽多度御衣野他地籍調査＝９７８万▽狭隘（きょうあい）路整備等促進＝５８６万▽上野地区急傾斜地崩壊対策負担金＝９００万▽避難路沿道建築物耐震支援＝６９２万▽坂井多度線他道路ストック対策＝３３６０万▽森忠地区道路改良＝１７５０万▽道路ストック対策（公共施設等適正管理推進）＝６００万▽橋梁長寿命化対策＝１億０４６０万▽山江川河川改修＝５００万▽都市計画基礎調査＝３０２万▽都市計画策定＝１８０万▽都市マスタープラン改定＝４４８万▽桑部播磨線整備負担金＝１６６６万▽走井山公園急傾斜地崩壊対策＝４６００万▽総合運動公園中央駐車場舗装＝６２６７万▽（仮称）堂ケ峰公園造成＝５２５万▽播磨２号緑地里山整備＝２３４万▽桑名駅周辺施設整備（東口駅前広場等基本設計他）＝１００６万▽桑名駅自由通路整備＝42億５２３７万▽土地区画整理事業＝15億１４３０万▽桑名駅周辺地区整備実施要領作成他＝８００万▽市営住宅整備＝５３０５万▽改良住宅整備＝１７５４万
〈消防費〉
　▽消火栓整備＝１４５９万▽消防活動用機器整備＝３２２万▽緊急情報伝達システム整備＝２９７万▽防災行政無線整備＝３９９０万▽防災拠点施設整備＝１億４５０２万
〈教育費〉
　▽桑部小学校ガラス飛散防止フィルム施工＝１４７１万▽スポーツ施設整備＝２９０４万▽農業集落排水美鹿地区マンホールポンプ制御盤設置＝６４８万

提供：建通新聞社