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建通新聞社(中部)
2018/02/13

【愛知】安城市18年度当初案 土木費13・7%増120億余

 安城市は、2018年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初比0・9%増の675億円で、過去2番目の規模となった。老朽化した公共施設を改修するための普通建設事業費が大きな予算を占め、土木費においては榎前地区工業団地関連の道路整備や名鉄新安城駅改修などに同比13・7%増の120億3473万円を確保する。投資的経費は同比1・4%減の118億5934万円。一般会計に特別会計、企業会計を合わせた総額は同比1・5%減の1068億3200万円。
 主な歳出を見ると、名鉄新安城駅改修事業の18年度負担金として4億0100万円を計上、20年度までに名鉄が自由通路と橋上駅舎を一体的に整備する。総事業費は31億9000万円。
 デンパーク・道の駅施設改修事業に1億2293万円。ジャブジャブ池を改修する他、フローラルプレイスの建物改修・空調設備更新に向けて実施設計を進める。
 優良建築物等整備事業制度を活用し、JR安城駅周辺にふさわしい都市拠点形成施設や住宅などの複合ビルを整備する安城南明治市有地有効活用事業に1億0442万円を盛り込んだ。
 小中学校施設改修事業に5億8400万円を計上し、高棚小校舎中規模改修第2期工事や安城北中校舎中規模改修第1期工事などを行う。
 桜井小学校校舎増築事業に2億4006万円。鉄筋コンクリート造3階建て延べ589平方bの校舎を建設する。
 レジャープール改修事業に3億0220万円を投じ、プール内の天井など非構造部材を耐震化するとともに、屋根や外壁などの老朽化した箇所を改修する。
 また、緑箕輪線道路改良事業に伴う用地取得や詳細設計などに1億4820万円、西海橋改築事業の上部工などに3億3800万円を盛り込んだ。
 この他、新規事業では防犯灯LED化促進事業に965万円、桜井区画整理区域内4号公園整備事業に3442万円、半場川散策路整備事業に3750万円を計上している。

提供:建通新聞社