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建通新聞社(中部)
2018/02/14

【愛知】知立建設事務所 国道419号高浜拡幅事業18年度着工へ 

 愛知県知立建設事務所は、国道419号の高浜拡幅事業について、2018年度に高架部の詳細設計を進める他、起点の神明町交差点付近から工事着手したい考えだ。
 対象区間は、高浜市神明町の神明町交差点付近を起点に、同市芳川町の大山緑地北交差点付近を終点とする延長約1・6`。神明町交差点付近から平松橋南交差点までの延長約0・8`は平面、平松橋南交差点から大山緑地北交差点付近までの延長約0・8`は高架。現道を4車線、幅員30bに拡幅する。
 総事業費は36億6000万円を想定している。内訳は工事費が30億9000万円、用地補償費が3億7000万円、設計委託費などその他の費用が2億円。
 おおむね用地買収は完了しており、順調なら18年度に北側に位置する神明町交差点付近から工事着手し、2カ年程度で整備した後、高架部の橋脚を築造していく。25年度の事業完了を目指している。
 平面部の詳細設計はカナエジオマチックス(名古屋市中区)が、高架部の予備設計はオリエンタルコンサルタンツ中部支店(同中村区)が担当した。
 国道419号は岐阜県瑞浪市から愛知県高浜市に至る延長75`の路線。伊勢湾岸自動車道と衣浦港を結び、第1次緊急輸送道路にも位置付けられている重要路線だが、慢性的に渋滞していることから現道拡幅整備が行われている。

提供:建通新聞社