トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2018/02/16

【富山】対話型市場調査へ/氷見市公民連携新文化施設

 氷見市は、公民連携による新文化施設計画で、18年度当初予算案に事業費732万5000円を計上した。
 今年度末にまとめる市街地グランドデザインに基づき、公共施設の要求水準書の作成と、官民対話による民間事業者の参入可能性調査(サウンディング型市場調査)に取り組む。
 新文化施設は、幸町に残る旧市民病院跡地で建設を計画する。敷地面積は1万8362平方メートル。ホールを核とする公共棟と、カフェなど民間事業者から提案を受ける民間棟である「ひみ文化交流プラザ」で構成。ホールの客席数は500席と800席の2案を軸に検討中だ。
 公共棟の延べ床面積は4500平方メートル(500席)―5100平方メートル(800席)。民間棟は延べ床面積が2000平方メートル―3000平方メートル。総面積は6500平方メートル―8100平方メートルが想定される。
 市中心部にある4つの公共空地の利活用方針を示す市街地グランドデザインは、検討委員会(委員長・中川大富山大副学長)で話し合いが続いている。最終となる第4回は3月2日を予定する。支援業務は創建築事務所(高岡市)・エックス都市研究所(東京都豊島区)共同体が担当。

hokuriku