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日本工業経済新聞社(群馬)
2018/02/16

【群馬】群馬県建設業協会高崎支部・高崎工業高校土木科で説明会を開催

群馬県建設業協会高崎支部(関口功支部長)は14日、高崎工業高校で建設産業の魅力や将来性を直接伝える説明会に講師を派遣した。これは産学官連携会議インターンシップ・プログラムの一環で、本年度で4年目。未来を担う建設系学生の建設産業離れを改善するために取り組んでいる。当日は土木科の2年生40人、うち男子37人、女子3人とその保護者8人が参加。現場に従事する同校卒業生も講師として駆け付け、高校生からの質問に生の声を伝えた。
冒頭、同校の宮内光一校長は「ことしの夏には、就職するか進学するかの人生の非常に大きな選択の時間がきます。なるべく多くの材料を使って、自分の人生の行く末をしっかりと自分の意志で決められるようにしてください」とあいさつ。
県からは県土整備部建設企画課建設業対策室建設業係の鹿沼大成主幹、卒業生の富岡土木事務所工務第一係の石井大基技師、同支部からは岩井土建の岩井真代表取締役、神宮工業の神宮嘉一代表取締役、橋建設の橋久光常務取締役と卒業生の羽鳥槙斗氏、研屋の清水一希代表取締役と卒業生の石井天星氏、群馬県測量設計業協会からは富岡測量設計の村田博取締役副社長が参加した。
説明会ではそれぞれの立場からどんな仕事をしているのかや建設業の魅力、将来性について語った。同支部は事前に行ったアンケートに卒業生が生の声で回答。現場でモノが造られていく達成感や完成検査を終えた後のやりがいなどを伝えた。
生徒を代表して清水蓮太郎さんは「進路決定まで時間が少ないので、きょうのお話を生かせるようにしたい」と感謝を述べた。また、参加した保護者は「建設業界に知り合いがいないので、どういう仕事をしているかが良く分かった。きょうの話しを参考に進路について話し合ってみようと思います」と語った。