トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日刊建設タイムズ社
2018/02/21

【千葉】新市民会館で基本計画/茂原市予算/冨士見中大改造で設計/一般会計1・9%減289億円

 茂原市は20日、新年度予算案の概要を発表した。一般会計は対前年度当初比1・9%減の289億4900万円となる。特別会計は下水道事業が同7・8%減の18億1175万円。一般会計と特別会計(6会計)を合わせた予算総額は498億478万円で同5・8%減。一般会計の普通建設事業費は同26・2%減の20億2016万2000円となる。
 一般会計の主要事業では、新市民会館の基本計画策定委託費、市民体育館と東部台文化会館の天井改修に伴う設計委託費、学校の統合に伴う冨士見中大規模改造の設計委託費、上茂原調節池公園整備の実施設計費、(仮称)茂原長柄スマートIC設置事業、内水対策関連事業などに事業費を措置した。
 新市民会館は、基本計画策定委託に1215万円を計上。本年度は基本構想を策定中で、基本構想をもとに基本計画の策定に入る。基本構想の概要では、施設の建設場所として現在地を含む3か所を抽出。建物規模を6000〜7000u、概算建設費を50〜60億円と試算した。基本構想の策定業務はシアターワークショップが担当している。
 市民体育館はアリーナ、サブアリーナ、柔道場を対象に吊り天井の改修工事を実施する計画で、新年度予算には設計委託費2003万円を計上。建物規模はRC造地下1階地上3階建て延べ約7658u。また、東部台文化会館は音楽ホールと図書室を対象に天井の改修工事を実施する予定で、新年度予算には調査設計費1663万円(音楽ホール794万円、図書室868万円)を計上。同会館の規模はRC造4階建て延べ3836・42u。このうち改修の対象となるのは音楽ホール255uと図書室が233・77u。
 冨士見中学校の大規模改造は、2020年4月に西陵中と冨士見中の統合が予定され、冨士見中の校舎を使用することから、老朽対策にあわせ校舎の大規模改修工事を実施する。新年度で設計を行い、19〜20年度の2か年で工事を実施する予定。校舎の規模はRC造3階建て延べ約5500u。新年度予算には設計費として3201万円を措置。
 一方、長柄スマートICは、用地測量、道路改良工事などに総額1億1095万円(委託費1153万円、工事費3555万円)を措置し、事業を推進。内水対策関連事業は、長清水水門ゲートポンプ設置に当たっての水門の躯体工事等に1億3657万円を計上。
 このほかでは、茂原駅前通り地区土地区画整理事業の建物等移転補償や設計費など3億576万円、上茂原調節池公園整備事業の実施設費1000万円、市営住宅の耐震診断委託費861万円、茂原駅と木更津市の三井アウトレットパーク間の高速バスの実証運行事業の調査委託費340万円を措置。総合戦略推進事業では、@移住・定住・交流推進業務委託400万円Aドローン利活用調査業務委託200万円Bシティプロモーション業務委託102万円を措置した。k_times_comをフォローしましょう
times