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建通新聞社四国
2018/02/23

【徳島】「牟岐〜野根」事業化に前進 都市計画案作成に着手

国土交通省四国地方整備局は20日、阿南安芸自動車道「牟岐〜野根」間について、都市計画決定要請書を高知県に提出した。これを受け県は、年内の都市計画決定を目指し計画案の作成に着手、事業化に向け大きな一歩を踏み出した。
 徳島県牟岐町と高知県東洋町を結ぶ、阿南安芸自動車道「牟岐〜野根」間は、延長約22`(高知県内は約7`)、全幅12b、設計速度80`、道路規格第1種第3級の完成2車線で、四国8の字ルートを構成する地域高規格道路。起点部となる牟岐町内妻地区周辺と海陽町の浅川、海部、宍喰地区周辺、東洋町の甲浦と野根地区周辺にそれぞれインターチェンジを設置する。
 県では、月末までに都市計画素案をまとめた後、説明会や公聴会で地元からの意見を求め、都市計画案を作成する。その後、東洋町や国土交通省との事前協議、案の縦覧、意見書の提出を経て、高知県都市計画審議会に諮り、国土交通大臣の同意を得て、年内の都市計画決定を目指す。
 20日に県庁土木部長室で行われた手交式では、四国地方整備局の谷村昌史道路部長が「南海トラフを震源域とする巨大地震の発生確率がここ30年で70〜80%に引き上げられた。防災・減災待ったなしの状況だ。こうした中、四国地方整備局としては、地域の活力・安全のため、四国8の字ネットワーク整備を皆さんと力を合わせて推進していきたい」と述べ、要請書を高知県の福田敬大土木部長に手渡した。福田部長は「今回の区間が開通すれば、東洋町のマリンスポーツや観光振興が図られ、国道55号の代替路としても機能する」と期待を寄せた。
 当日は徳島県庁でも同様の要請が行われ、四国地方整備局の平井秀輝局長が飯泉嘉門知事に要請書を手渡した。今後、両県は連携して都市計画決定に向けた手続きを進める。

提供:建通新聞社