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建通新聞社
2018/02/26

【大阪】東住吉区矢田南部地域 事業者公募へ

大阪市は、東住吉区矢田南部地域にある市有地の有効活用に向け、民間事業者を公募する方針だ。公募時期は未定。対象地は、公共施設や公園、道路を含む約5・7f(2区画)で、このうち約3fが未利用地となっている。
 同地域は、東住吉区矢田5丁目などに位置。もとゆとり健康創造館や、もと地域支援プラザ、もと矢田青少年会館など12施設が集積している。1965年ごろから多くの公共施設が建設されたが、事業終了などに伴い順次供用を廃止。一部は貸し付けなどにより暫定利用されているが、約3fは未利用地となっている。
 市は2017年度に利活用案や事業手法を探るためマーケット・サウンディング調査を実施。8事業者から提案があり、一定の民間ニーズがあることを確認している。提案事業者のうち、5事業者が▽物流施設の建築・運営▽公園・スポーツがメインの集客機能▽スマートシティーの機能を持つ住宅地―など、敷地を一体活用する案を提示。残り3事業者は▽商業施設▽区民集会場・福祉事業―など分割で活用する案を提示していた。
 市は現在、同地域のまちづくりビジョン案についてパブリックコメントを実施しており、同ビジョンに沿って計画を進めていく考えだ。
 対象市有地の概要は表の通り。