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建通新聞社(東京)
2018/02/26

【東京】中央区 桜川敬老館等複合施設改築で設計案

 中央区は、八丁堀駅周辺にある区有施設の再編で、桜川敬老館等複合施設を改築する。区は新たな施設と改築期間中に運営する仮設建物の設計案を明らかにした。新施設の延べ床面積は約5500平方b。4月には仮移転先での仮設建物の工事に入る。12月には既存施設の解体と準備工事に着手し、新施設は19年5月の着工を予定している。
 同施設は、▽桜川敬老館▽桜川保育園▽地域密着型特別養護老人ホーム▽認知症高齢者グループホーム―の機能を持つ複合施設として再編整備する。規模は地下1階地上6階建て延べ5519平方b。地下には倉庫や機械室を配置する。1〜2階に保育園、3階に敬老館、4階と5階の一部には地域密着型特養を設け、6階は認知症高齢者グループホームを配置。屋上には広場を設け、施設内利用者のイベント、交流スペースとして利用する。19年5月に着工し20年12月の完成を予定している。建設場所は入船1ノ1ノ13で、敷地面積は1933平方b。
 基本・実施設計はニッテイ建築設計(中央区)が担当している。
 2月から改築に向けた住民説明会を実施しており、4月にはリース契約となる桜川敬老館と桜川保育園の仮設建物(3階建て延べ1769平方b)の建設に入る予定だ。

提供:建通新聞社