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　霧島市は、医師会医療センターの建て替えを計画している。2018年度内に基本計画、基本設計を委託したい考えで、同年度当初予算案に約１億円を計上した。事業費の内訳は基本計画策定業務に約1600万円、基本設計等に約8400万円をそれぞれ盛り込んだ。発注時期については未定としている。
　市は、17年に医師会医療センター改革プランを公表。同センターの現状に触れ、病院の中核をなす病棟、外来管理治療棟、サービス棟が、築後30年を経過していることを挙げていた。また、11年度に新手術棟および救急外来棟を増築。16年度には感染症外来、エコー・心電図、研修医室を備えたプレハブ棟の増設を行ってきた。
　現在、基本計画のたたき台になる中長期的な施設整備基本構想を関係機関と策定中。同計画には、建設地をはじめ病院の方向性、整備スケジュールを盛り込む方針だ。
　同センターは、姶良・伊佐地域における中核病院として、内科・呼吸器科・消化器科・循環器科・リウマチ科・小児科・外科・整形外科・脳神経外科・リハビリテーション科・放射線科・麻酔科・耳鼻咽喉科の診療科目がある。