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鹿児島建設新聞
2018/03/13

【鹿児島】臨港道路「鴨池中央港区線」/来年度から橋梁下部工

臨港道路 九州地方整備局鹿児島港湾・空港整備事務所は、臨港道路「鴨池中央港区線」の整備に本格着工した。2018年度政府予算案の事業計画に最大7億円程度の計上が見込まれている。中央港区側の地盤改良に続き、橋梁下部工等に着手するもよう。鴨池港区側の取付個所については、県が検討を進めている。
 同区間の延長は約2400m。内訳は陸上部(約400m)と橋梁部(約1100m)、埋立部・陸上部(約900m)で構成する。幅員は一般部11.5m、交差点部14.75mで設計速度は60km/h。
 事業期間は17年度から22年度までで、総事業費は280億円を見込む。中央港区側のアプローチ部分から現地着工(地盤改良)する段取りで、25日に着工式を行った。
 橋梁の上部工部分は、3径間PC橋2基と6径間鋼橋1基の計3基、下部工は橋台2基、橋脚11基で構成。詳細設計は、橋梁部分が日本工営、道路部分は八千代エンジニヤリングが担当。
 また、橋梁部分の桁下空間は8mの高さを確保し小型船舶に対応。旧南港区にはガス関係やセメントサイロなどもあり、船舶を利用した作業となっているため、事業損失が予見される建物等の事前調査を行っている。

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