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日刊建設工業新聞
2018/02/28

【鳥取】現場代理人の常駐緩和/土木は災害含む3件まで

 鳥取市は、災害復旧工事を迅速に施工するための臨時的措置として現場代理人の兼務を認める。鳥取市では、土木D級を中心に災害復旧工事の不落札が多発しているため、緩和に踏み切った。
 兼務は、市が発注する工事3件までで、そのうち一般工事は1件以下に限る。対象工事は▽災害復旧工事は、鳥取市が発注する2017年度災害の土木工事であること▽兼務の対象となる工事がいずれも3500万円未満(建築一式工事は7000万円未満)であること▽兼務する現場代理人が他の工事で専任を要する主任技術者または監理技術者になっていないこと−の3点をすべて満たすもの。適用期間は2019年3月31日までに入札の通知があったものとする。
 施工管理にあたっては▽現場代理人は、兼務するすべての監督員と常時連絡がとれる体制を確保すること▽いずれかの工事現場に駐在すること▽必要に応じて代行者を配置するなど安全管理の徹底を図るとともに、発注者が求めた場合には速やかに現場に向かえる体制を確保すること−を求めている。


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