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建通新聞社(静岡)
2018/03/02

【静岡】静岡県焼津市 新庁舎の基本設計案を発表

 焼津市は、市役所新庁舎の1階エントランスに、市民スペース「海街ひろば」(仮称)や大会議室を設け、周辺の空間とともに催事やイベントなどに活用するなどの基本設計案を発表した。
 1階には「海街ひろば」(仮称)、大会議室の他、売店、サロンスペース、2階には市民総合窓口、子育て・福祉窓口、3階には市民窓口(税・会計・環境)、4階には市長室、総務・企画・財政部門、5階には土木・都市計画部門、6階には教育委員会、交流・水産・商工・農業部門、7階には議場、展望ロビー、8階には電気・機械室、書庫・倉庫を配置する。
 立体駐車場は、新庁舎東側に隣接し建設する。新庁舎とはブリッジ(渡り廊下)でつなげ、新庁舎2階玄関前にテラスを設け、ゆとりのある多目的な空間を確保する。
 基本理念として「安全安心」「環境」「市民協働」を掲げ、基本設計は@災害に強い安全な構造・設備、防災連係機能の拡充Aユニバーサルデザインの導入、市民が集う場の創出B省エネルギーと環境配慮、ライフサイクルコストの縮減C周辺環境ににぎわいを与える配置計画―などに配慮して進めている。
 2019年度から工事着手し、21年度の開庁を目指す。現庁舎の解体は21年度、立体駐車場工事を21年度から22年度にかけて計画している。
 新庁舎の規模は鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨造8階建て延べ1万5000平方b程度。立体駐車場は鉄骨造4階建て延べ5000平方b程度で、約220台を収容する。場所は本町2ノ16ノ32、敷地面積は約7000平方b。概算事業費は約81億円を見込む。
 基本設計・実施設計は19年3月8日までの納期で、佐藤総合計画中部事務所(名古屋市中区)が担当している。


提供:建通新聞社
(2018/3/2)

建通新聞社 静岡支社